市場小路 伊勢丹店

 母が腕を骨折した。上腕に金属を5本入れる手術をした。そして、今回も『鉄の女』と言われる所以を見せてもらった。

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 けがのことを聞かされたのは翌日。母と離れて暮らしているため、電話でそれを聞いた。その日は週末で、私は友人と外食中。きっと、楽しい場を邪魔してはいけないと思ったのだろう。ひとりで行きつけの病院に救急で診てもらったようだ。そんなところは、妙に気ぃ使いだったりする。入院中も「ありがとう、ごめんね。」を繰り返してたな。
 電話で、「骨折しちゃったのよ。」とあっさり。結構無茶をする人なので「また何をしたの?」と、心で感嘆詞を吐きながら成り行きの報告を受けていた。
 今では、社交ダンスに精を出している母だが、手術をしたのは3回目。振り返ってみると、どれも大がかりな手術をしている。そのどれも、自分で手術することを決めて、自分で入退院の手続きをしてしまう。不安はあるだろうに、「私にはわからないから、先生に任せるしかないわ。」と病人らしくない。父や私がしていることといったら、毎日様子を見に来ることくらいだったな。
 そういえば、亡くなって直後の父に、「2人(母と私)で、頑張って生きていきます。」と言っていたことにも驚いた記憶がある。そして、公約通り頑張って母は生きている。
 入院当初は、手術をしたらすぐに退院するつもりでいたらしく、「入院は3日ほどじゃない?」と(勝手に)言っていたが、結局は2週間居る羽目になった。左の腕全体と胸から腰にかけて真っ青になっているにもかかわらず、手術前からいつダンスができるようになるかの心配をし、手術後は足腰が弱ってはいけないと病院の階段を上り下りしていた。
 ようやく退院することになり、当日迎えに行くと「さあ、帰りましょう!」と準備万端。二袋ある荷物も私が持ったのはひとつだけ。「「どこが悪いの?」って言われそうだね。」って二人で笑ってたくらい。


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 母のリクエストで、夕方には退院祝いに食事に出かけた。ピンクの服とアクセサリーで、まだ青さが残っている腕と胸もとを隠すと、全くいつもと変わらない姿。じっとしている日が続いたので、腕より腰が痛いといってはいるが…。

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          ステーキとバーニャカウダと海鮮焼きそばとガッツリ系をオーダー。

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                    病院食に飽きていたんでしょうね。

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 さすがに、アルコールは控えていたけれど、ワインを飲んでいる私を見て飲みたくなったみたい。「ちょっと頂戴」と、美味しそうに飲んでるだ。(飲んべぇの家系だなぁ。)

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 帰る頃には足取りが軽く「腰の痛いのマシになってきたわ。不思議。」だって。私の前をスタスタ歩いて行くの。
最近、顔を合わすことが少なくなっていたので、親孝行ができたかなと。そして、今もなお健在の『鉄の女』をしっかり見せていただきました。

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                                         市場小路 伊勢丹店


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by moonwheat2 | 2012-07-17 05:04 | おでかけ


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